年齢確認
18歳以上ですか?

 いいえ

お嫁さんとビーチバカンス

言いたいことはとりあえず山ほどあるが、まず一言。
「これ、楽しいのか?」
「勿論だよ」
こだわった甲斐があったなあと満面の笑みで返されるだけだった、そうだな変な方向への努力だけはすごいもんな。
誰もいないビーチ、完全に貸切らしい。そこに小物から機材から全部持ちこんで、なにをしてるかって言えば水着の撮影大会だった。
かれこれ数日はやってるわけだが、今日で最後だよということで満を持して渡された衣装が今足を覆っているこの布だ。
ピンクと赤とオレンジの光り輝く鱗をデザインした衣装は両脚をすっぽり覆いつくし、その先に尾ヒレがくっついている。
やけに流行った人魚変身スーツらしいが、普通に着せるだけだと面白くないとわざわざ特注して作らせたらしい。
業者の方もまさか男に着せるためのものだなんて思ってないだろうな。キラキラと飾りのついた衣装を見て溜息を吐く。
上は赤いチューブトップのビキニ、更に上からオレンジに赤レースをあしらったベビードール。首元やら腰回りには真珠と貝で作られたアクセサリーと、かなり凝ったものを身に付けさせられている。
ただいくら人目がないとはいえ、男が着ているのを見て気持ちいいものではないだろうと再度溜息を吐くと、駄目だよという声と共に体の中にあるものが動き出す。

「ひぅ!」
「ああいい顔。ほら、ちゃんと可愛い顔でポーズ取ってくれなきゃ、これ使って無理に可愛い顔させちゃうよ?」
わかるよねと意地の悪い笑みを見せる相手を睨み返し、やればいいんだろと小声で返す。
言われるままにポーズを取って写真に収まる。胸を強調させたり、足を少しあげてみたり。
カメラの前で水着の上から胸を揉んでみせる。既に起ち上がってる乳首に擦れるたび甘ったるい声があがりそうになるのを抑えて、希望通り両胸を手で寄せる。
「大きいおっぱいもっと見せて、そうそう、いい感じ。ちょっと水着ずらしてみせて」
言われた通り水着を下にずらしていく、乳輪が見えるギリギリでストップをかけられて、浅く息を繰り返す。
痛いくらいに勃起した乳首がすぐそこにある、触りたくて仕方ない。でも言われたのと違うポーズを取ればおしおきなのだ。
「なぁ、乳首、さわってもいい?」
耐えきれずにそう聞き返す、お願いして許可が出れば触ってもいい。
本当はもっと別の場所もうずくのだが、この脚じゃあ今はどうしようもない。とにかく、今すぐ気持ちよくなれる所に刺激がほしい。
「タイガのメス乳首ちゃん、エッチしたくて勃起しまくりだもんね?どんなになってるか見せてよ」
言われるがままチューブトップを更に下に下げると、ぶるんと勢いよく膨らんだ乳首が左右ともに顔を出す。胸だけは女の子だねという言葉通り、女性と変わりないくらいに成長したそこを早くいじりたい。
何度もシャッターを切る音が響く。そのたび、触っていない乳首がじんわりと熱を帯びていくのがわかる。まだ触っちゃだめ、胸を突き出してもっとよく見せて、そんな言葉に従って水着を抜いで、ベビードールだけになった胸を更にカメラの前でよく見えるように張ってみせる。
「こんなに尖らせちゃって、人魚さんは発情期みたいだね。パンパンになったおっぱい、どうするのか見せて」
膨らんだ乳首を両手で摘み上げてこね回す。引っ張っては離すのを繰り返し、ぎゅうぎゅうと絞り出すように動かしていく。
「うっ、あんっ!ぁあ……おっぱい、おっぱいがぁ気持ちいい」
「メスおっぱいどんどん感度上がってるねえ、いじめるの気持ちいい?」
「あっ、いい。気持ちいい」
力いっぱいに摘み上げて、赤く腫れたプルプル乳首をカメラの前に晒すとまたシャッター音が響く。もっと激しくして見せてと言われるまま、摘んだそれをグリグリと回す。
「そんなエッチ大好きタイガちゃんに、ぴったりなものあるよ」
ほらこれ、と彼が目の前に差し出したのは金色の二枚貝の細工物のようだった。クリップのようになっているらしく、橋を摘むとパクッと口を開いた。それを乳首に寄せて両方を一気に挟み上げられた。
「ひっ!いたっ、やだ!痛い!」
「痛いの好きなメスマゾちゃんには丁度いいんじゃないの?ほらほら」
貝殻のクリップを指で弾かれて、乳首がブルンブルン震える。またおっぱい変になっちゃう、ああ気持ちいい。でもだめ、またおっぱいダメんなる。
「可愛い乳首ちゃんにもっといいものあげようね」
金属のクリップの先端に金具のついた真珠を取り付けられた。重みで揺れるたびに、乳首が刺激される。
「ふぅ、んん……やだ、これ取って」
「まだ駄目だよ、ほら両手頭の添えておっぱい突き出して、どうなってるかよーく見せてよ」
仕方なく涙目になりつつも言われた通りセクシーなポーズでおっぱいを突き出してみせる、いいよもっとエッチで可愛いよと言われながら相手は撮影を続行する。

「おっぱいたくさん撮影できたし、今度は両手付いてこっちに向けてお尻上げて」
「なあ乳首のこれは?」
「まだそのままじゃなきゃ駄目、ほら早く」
仕方なく手をついて後ろを向くとお尻をあげる、とは言っても爪先から腰までこれで覆われている以上、お尻を上げたところで形くらいしかわからないと思うんだけど。
「おお、いいよ。安産型のいいお尻、じゃあ人魚ちゃんのおまんこ見せてもらおうかな」
どうやってと言うよりも早く、相手の手がかかって尻の布が左右に引っ張られる。割れ目のあたりから布が開いた。
「ふぁ、なに?」
「人魚ちゃんのおまんこは使えるようにしておいたんだよ」
開かれた穴から指が入り込んでくる、すでに解されている穴の周りを撫でて、ナカへと指が入る。
「ぁあ!いぅん……」
「ふふ、こんなにぐちゃぐちゃにして、ナカ絡みついてくる」
ローションを垂らしぐちゃぐちゃに掻き回されて、そのまま奥に入れられていたものを指で押し込められる。
「あっ!やぁ」
「もっと奥に押し入れちゃおうかな、それとも、このまま手マンでぐちゃぐちゃにしてあげようかな」
どっちがいい?と言いながら、奥のオモチャがまた動き出す。
「ひぃん!あっ、どっちもぉ……」
ダメと言う間もなく、ぐいっと強い力で奥を突かれて声が詰まる。
「へえどっちもして欲しいんだ?じゃあこのまま手マンとオモチャで気持ちよくなってね」
「えっ?やだ、違っあ、ぁあ!ああん!」
激しく音を立てて指が中を弄っていく、オモチャも合わせて強く振動している。一緒になって刺激されて、気持ちいのが止まらない。
強い快感に体が震えて、支えている腕に力から抜けて落ちる。クリップで摘まれた乳首が砂浜で擦れてまたビリビリっと快感が走る。もっといっぱいと思って下に胸を擦り付ける、そうすると先に取り付けていたクリップが外れて飛んでいった。
「ああもう、勝手に外しちゃ駄目でしょ」
「ぁあん!ごめ、ごめんなさぁああ!あっ、らめぇ!おく、そんなはげしいのぉ、やぁあぁ!ひゃぁ、いくっいくぅ!」
びゅるびゅると中で射精する。どこにも行き場のない精液が足を伝っていく。
「ああ、派手にイっちゃたねえ。発情期の人魚ちゃんはそんなに孕みたいのかな?」
どうなの?と奥へオモチャを押し入れられる。
「あっ!おねが、もう……ちょうだい」
「んー?なにが欲しいのかな?」
「ぁん、おちんぽぉ、旦那さまのおっきいおちんぽ欲しい」
腰を横に振ってお願いすると、彼は笑って仕方ないなあと言った。
「可愛いおねだりされたら、あげるしかないじゃない。オモチャはどうする?」
「とってぇ、おちんぽで感じたいからぁ」
「はいはい、じゃあ取ってあげようね」
奥からローターを引き抜かれ、穴の先っぽに熱い塊が押し当てられ、そのままズッポリと一気に先端が入ってきた。

「あぅん、そんな……いきなり」
「でもコッチは大歓迎してくれてるみたい。ぎゅうぎゅうに締め付けてくるよ」
ほらほらと更に奥へと押し進められ、割り開かれて犯される快感に体が悦んで震える。奥へ奥へ腰を進められて、コツンとぶつかるとこまできたら一息吐いて頭を撫でられた。
「発情期人魚ちゃんのメスおちんちんも、こんな勃起しちゃってるね?ここからでも膨らんでるのわかるよ、エッチで可愛いい」
布の上からおちんちん弄られて、ナカを更に締め付けてしまう。太くて熱いのに奥まで貫かれて、良すぎて身をよじるとそんなに孕みたいの?と後ろから声がかかる。
「はぁ……孕みセックス、する」
「ふふ、わかってるよ?ほら、赤ちゃん作ろうね」
ズンズン奥突かれて、腰から気持ちいいのが広がっていく。足が自由にならないから、お尻も太もももぎゅうぎゅう締め付けたまま、きついナカで擦り付けられていい。
「あぁ!いい、ちんぽいい……生おちんぽすごいぃ!あん!奥、おくぅ……きもちぃ、いいの」
「あは、エッチなおまんこ締め付けて、孕む気満々だね」
「おまんこ、きもちいい!いいから、だめんなる!おれのナカ、今日もおちんぽにされて、だめんなるぅ」
「いいよ駄目になっちゃって、たっぷりナカ出ししちゃうから、ちゃんと孕んでね?」
そう言うと腰を思い切り掴んで、もっと激しく打ち付けられる。おちんぽで擦られてダメなところが、もっともっと熱く、気持ちよくなっていく。
「ひゃぅうん!い、ゃぁん、あっぁぁあ、イク、もイク、いくぅ……ぁああああ!」
俺が射精しても腰のおちんぽは止まらなくて、いっぱい締め付けたままナカで大きく膨らんで、ちょっとしてから一気に弾けた。
おちんぽが突いてくる奥より、もっと奥まで弾けた精子が流れ込んで、お腹の中熱い。ナカの精液が触れてるとこからキュンキュンくる。
「ひゃぁん、らめぇ……あかちゃんできる……おまんことおちんぽでぇ、赤ちゃん作っちゃうぅ」
「うーん全部出し切ったから、できちゃったかもね?まあ、タイガはナカ出しするたび孕んじゃってるようなものだけど」
もう何度目かな、孕みセックスしたのとお腹を撫でながら聞かれる。荒い息の中考えようとしたけど、そんなのわかるわけなくて首を横に振った。
「覚えてない?まあ確かにお嫁さんに躾けてから、ずっと孕みまくってるもんね」
じゅぽっと音を立ててちんぽを抜かれ、体をひっくり返される。おっぱいやお腹に張り付いた砂に水をかけて流し落とすと、彼の膝の上に降ろされた。

「タイガのおっぱいちゃんも、ママになりたくてしょうがないんじゃない?」
音を立てて乳首に吸い付く。子供みたいにちゅうちゅう吸われるのが心地よくて、頭を撫でてあげながらもっとと抱き寄せる。
「おっぱい吸われてよくなってるの?やらしいママちゃんだね」
「あぅ、ごめんなさい……でも、きもちいいからぁ」
こっちもしてと反対側の胸を差し出すと、仕方ないなと笑って優しく吸い付いた。寂しくならないようにと、さっきまで吸ってた乳首を指で押し込んだり、粒を転がして遊ばれてまた気持ちよくなってナカがきゅんとする。
想像の子宮がナカで動いて、彼の赤ちゃん作っていってる。ママになって、彼の赤ちゃんにおっぱいあげて、ミルクお腹いっぱいあげちゃうんだ、俺。そんなのすげー幸せ。
でも奥がまだ切なく疼いてる、わかってる。孕んでないから、おっぱい吸われてもミルクなんか出ない。優しく乳首ちゅうってされても、ママの練習しても赤ちゃんできない。
「おねが、もっとナカ出して?」
疼くナカに耐えきれず、もう一回と口が先に言う。
「ええ、さっき孕んだとこでしょ?どうしようかな」
意地の悪い笑みを浮かべて考える相手の顔へ、胸を思いっきり押し付けてもう一度、ナカに出してとお願いする。
「わかった、わかったよ!ほら、お尻向けて」
相手の指示に従って砂浜に降りて高く腰を突き上げる、掴まれてちんぽの先がお尻に触れた、と思ったらそれはナカに入れられずに太ももの間へ入ってきた。

「うぁ!やだ、なに?」
「タイガのムッチリした太ももとお尻見てたらついね、こんないい景色、素股も堪能しておかなきゃ損だなって」
「やだ、やだぁ!ナカに欲しいって、うぁん!だめ、ちんぽが俺の玉と、おちんちん!擦って、やらぁ!」
「我慢汁とタイガ精子でぬるぬる、ほらタイガのメスちんも気持ちいいでしょ?」
セックスするみたいに擦られて、悲鳴が上がる。こんな後ろから、玉をまんこみたいに突かれるなんて、ただでさえナカが疼いてるのに、もっとセックスして欲しくて仕方なくなる。
「あぁ!らめ、おちんぽとおちんちんでセックスするのだめ!こんな、気持ちいいけど!我慢できないぃ、ナカもっとじゅんじゅんしてる!もっとほしくなっちゃう」
「おちんぽ同士のセックスもいいでしょ?タイガのメスおちんちんも、精子ぶっかけたら孕んじゃうんじゃない」
「むりぃ、おちんちんでセックスしても、そんな孕むわけな、い!ひっ!うぁ、やめ!もうやめてぇ」
だめ、だめという抵抗も意味ないまま、太ももの間を太いちんぽが行き来してそのまま、中で精液がぶちまけられる。玉も竿も彼の精子たくさんぶっかけられて、たまらずに俺も射精する。
「ちゃんとタイガも感じまくってたんじゃない、おちんぽ同士のセックスもたまにはいいでしょ?今度はちゃんと、こっちにあげるよ」
「ひぁ、待ってまだ!まだイッたばっか、だからすぐはダメだ、やらぁ!……ぁあん!」
ぐちょぐちょになってたナカにまたおちんぽが挿入される。欲しがってたナカが、いつの以上に締まってすごい。
「あっ!……そんな、おちんぽされ、うぅあ……ひゃぅうん!」
「欲しいって言ったのはタイガの方でしょ、ボテ腹になるまでいっぱいしようね」
ボテ腹になったらまた記念にまた撮影しようね。
相手の楽しそうな声が耳に入るかどうか、快楽に上書きされてしまってよくわからなかった。

あとがき
仕事でSNSのトレンド写真を見ていて「人魚になれるスーツ」なるものを発見し、あっこれいいな、火神くんに着せて色々やりたいなーと思って、ようやく形になりました。
2017年9月3日 pixivより再掲
close
横書き 縦書き