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愛に不器用なご主人様とペットのあれやこれ

気持ち悪い、尻の中でなにかうごめいているような感覚がずっと続いている。体をよじって逃げようにも、うまくいかず上からぎっちりと押さえつけられているみたいだ。
「んっ、ぁ……なん、だ?」
頭がぼうっとしている上に、目がしっかり覚めきっていないのか、目の前が霞んでよくわからないけれども、そこに誰かいるのはわかる。誰だと問いかけると、尻の穴をいっぱいに広げられた。 「ぐぁっ、ぃつ!なっ、なんだ」
「ちゃんと目覚めた?なら、教えてあげる。俺は今日からおまえの飼い主、ご主人様な」
で、おまえはペットなと乱暴に言い捨てて尻の中に挿れている指をまた動かし始める。
その意味がまったくわからなくて、どういうことだよと問いかければ、相手は本当にバカなんだなと笑う。
「この状況でなにされるかわかんないほど、バカじゃないと思ってたけど。それとも天然?まあ、どっちでもいいけど」
準備できたし、体で覚えた方が早いよねと男は尻を出入りしていた指を引き抜いて、別のものをそこにあててきた。

さっと青ざめる、流石になにされるかわからないわけがない。

「おい、ちょっ、待って……これって、レイプだろ!ぐぁあ!」
止める声は受け入れられず、男のちんこが尻に挿れられる。身をよじつて逃げようにも、足も手もベルトのようなもので固定されていて、まったく動かせない。着たままになっている上の制服に皺が寄るだけで、相手を振り落とすこともできない。
「う、やだ……なんで、男なのに」
「残念、大我はもう男じゃなくなるの。さっきも言ったけど、おまえはペット。俺のペットのメス猫になるんだ」
そう言いながら、男が挿入したちんこを奥へ奥へと押し込んでくる、押し開かれる痛みと悔しさと怒りで、目の前が赤く染まっていく。
「あーやっぱりキツイな、処女穴ってかんじ。まあ、もう俺が奪っちゃったけど」
「や、だぬけよ!ぬけって、きもちわるい」
「気持ちいいのだろ?ほら、奥まで挿れてやるよ」
ぐちっと音を立てて、一気に奥まで突き入れられる。底があるのかわからないけれども、とにかく一番奥まで入ってると自覚して、涙が流れてきた。

「ひぃ、ぬいて、ぬいてっくれよ、うっ、もうやだぁ、ぁああああ!」
そんな願いを聞き入れてくれるわけもなく、男のものが中を出入りする。浅いところから奥まで抜いては挿し入れられて、強く腰を打ち付けてくる。
「ひっ、あぁう!いっ、たい……ぐっああ、いっ!やら、ヤメェ、いた、ひぁ!やぅううう、ぁあ!んん、ぐっんん」
相手が狙って押し付けてくる場所に、擦り付けられるたびに腰が跳ねる。うまく体が動かない中、跳ねてもベッドに打ち付けられる。
「ふーん、初めての割に感度いいね。ここ、気持ちいいんだ」
ほらほらと言いながら、中のしこりのある部分を強く突かれる。答えないように口を噛んでなんとか抑えようとするものの、漏れ出る息から相手は楽しそうに笑う。
「我慢するの、いいよ。どれくらいもつか、楽しみ」
その笑顔に思わず全身が強ばるけれども、それすら相手は面白そうに目を細めるだけで、動きは止まらない。
男のものが中を行き来している、動くたびにそのことを強く意識させられて、吐き気がするほど嫌でたまらない。涙が溢れても顔をそらすことしかできず、ぐずぐずと鼻が鳴るだけだ。でも、感じるところだと言われる場所を擦られると反射的に腰が跳ねる。
「ふっ!んん……くぅ、ぅうん……ん、ふぅ、はぁ、はぁ……ぁあ!」
「へえ、頑張るね。いいよ強情な方がそそられる。とろっとろになった時、どうなるか見もの」
せいぜい耐えて見せてよと笑って言うと、感じるところだけをガツガツ突き上げる。内臓を内側から持ち上げられて息が詰まる、でも同時に頭へ向けて電流のようにビリビリと熱いものが流れこんできて、次には体の隅々にまで行き渡っていく。つま先から頭まで、駆け巡っていくのは自分では感じたことがない感覚。今までに受けたどんなものとも違う。

気持ちいい?
そんなものじゃない、胸焼けして内臓まで吐き出しても足りないくらい、耐えられない。だって男なのに、男のちんこを尻に挿れられてるんだぞ考えられない。こんなこと、ありえないだろ。
突かれるたびに頭で否定する、感じてるものの正体なんて知りたくない。嫌だ、嫌だってなんども頭の中で呟く。

「どう気持ちいい?」
「いい、わけ……ないだ、ろ。ひっ!ぐぅ、ん」
「口でもなんとでも言えるけど。体の方は正直だよ、勃起しちゃってるし」
「へ?ぁあん!なんれ」
起ち上がっていた俺のちんこの先っぽを、相手の指が強く押し込んでくる。強い快感に喉が引きつる。
なんで、感じてなんてない、気持ちよくなんて。絶対になってない。
「男のくせにレイプされて勃起しちゃうんだから、そっちの才能あるんじゃない」
「ちが、う……そんな、違うから、やぁ!あっ、いやぁああ、うっ……ひゃん、ん。いぅうう」
「違わないじゃん。大我はアナルセックスで気持ちよくなって勃起しちゃう、変態」
「いや、ら、おれは、きもちよくなんて」
「気持ちよくないなら、こんなにならないでしょ?まあ、気持ちよくないなら射精しないよね。ここイッたら、俺は大我に倍の数中出しするから」
中出しと言われて、入っていた熱いものがなにをする気なのかわかって、背筋に恐怖が走る。
こいつ、本気で俺のこと犯す気なんだ。

「やだ、やめっ……ひっ!」
「なんで?我慢できないの?イかなきゃいいだけだよ。それとも気持ちいいから、自信ない?」
黙って首を横に振ると、どっちでもいいけどねと言いながら、俺の腰を掴み直して感じるところを擦り上げながら、奥を強く突かれる。
ビリッ、ビリッと強いスパークが頭で弾けて、気持ち悪いという声が聞こえなくなってくる。圧迫されていた内臓も、慣れてきたのか引き抜かれるたびに肉が引っ張られて、入り口付近でぎゅうと吸い付いてるのが、自分でもわかる。
出し入れされるたびに、ぐちょぐちょとやらしい水音が鳴り、肌を打ち付ける音に混ざる。ぞわりと肌が泡立つのに、擦られる奥が熱い。
「はっ、はぅ……あ、ぅう。ぁあん!あんん、んん!」
我慢しないと、中出しされる。そう思うと余計に中のものが意識されて、入ったり来たりを繰り返すものを、気にしないようにできない。
いくなって、そんなのできるのか?

「ひぅ、ぅう……ぐっ、うっ!はぁ」
「まだ我慢するんだ。いいよ、頑張って。俺そろそろイクけどね」
「えっ?なんで、中出ししないって」
「しないとは言ってない、大我が一回イッたら二回するだけ。ほら、出すよ」
奥にと言うと、一番奥に突き入れられると同時に勢いよく精液が流れ込んでくる。びゅうびゅうと、脈打って流れこんでいくのがわかる。感じる、熱いのが奥と思ってた更に先までくるのが。 「や、らぁ……うっ、ひぁ、なか出され……おれ、なかにっ、ひぅ」
お腹の奥に精液が溜まっていくのを感じて、悪寒が走る。
「女の子じゃないのに、中出しされるの嫌なんだ」
だってだってと続けようとするものの言葉が出てこない。
こんなの酷いじゃないか、悔しいじゃないか。怒りなのか、悲しいんだか、わからない。
なんなんだよ、これは。そもそも、どうして俺がこんな目に。
「誰か好きな人とかいたりして?まあ無駄だけど、おまえの処女はもう俺が貰ったし、今日から俺がご主人様」
ペットの躾は飼い主の役目だろ。
涙目で見上げる俺に向けて、静かにそう告げる相手に、怖くなって再度もうやめてくれと告げる。
「もういいだろ、も……終わっただろ?」
「まだ終わってない。つか、まだ始まったばっかりだし」
そんな俺を見下ろして、制服の前を開けてアンダーシャツをめくりあげる。
「な、に?」
「中の感度はわかったから、他はどうなってるのかなって。ふーん、乳首の色は普通なんだ」
ピンク色してたら面白かったのにと言いながら俺の胸を揉む、くすぐったいけれど、我慢できないほどじゃないので息を整えつつ待っていると、面白くないと相手はそっぽを向いた。
「まあいいや、こっちはおいおい開発していくから。下に負けないくらい、感度高くする」
グリっと乳首を捻りあげられて小さく悲鳴をあげる。感じるというよりもただ痛いだけだ。それでも両方とも摘んでは離すを繰り返せば、粒が立ち上がってきたようで指で弾かれて遊ばれる。
「やだ、触んな、女じゃないんだからそんな、気持ち悪いだけだろ」
「中出しあんなに嫌がったのに、そんな否定してもあんまり説得力ないんだよね」
メスの素質あんの、認めたくないのかなって思ったりしてと言うと、俺の乳首を一舐めしてから前歯を立てて引っ張る。
「ぐっ!ぁあ。いつっぅう!」
「あっ、ちょっと赤くなってる。こっちもしっかり印つけてあげるね」
ガリっと音を立てて噛み付かれて、粒が赤く膨れる。ちょっとは可愛くなったんじゃないと面白そうに笑い、ひりつくそこをそのままに、無駄口を聞けるくらいだから、もう続きして大丈夫だよねと。再び硬くなり始めていた男のちんこがまた、中を擦り始める。それが行き来するたびに、さっき出された精液も体の中で塗りつけられて、どんどん男のものが広がっていく気がする。

いやだ、こわい。

抜き差しされる場所から、自分の体が変えられていってる気がする。相手のものに合わせて広げられた尻の中も、その熱を感じ取ってる肉と、そこから少しでも気持ちいいという感覚を受け取ってる頭と。
こわい、自分でなくなってしまいそうだ。
「ふっ!あぁ、やぁあん!……あんっ!あぁんん!」
「さっきより感度上がってない?一回出されて気持ちよくなったの?」
そんなことないと首を振っても、でも同じところを突いた反応がさっきと違うと、感じるところを強く刺激され、噛み付かれて腫れた乳首も弄られる。
「ひぃっんん!ちが、これは、ちがうぅ……ひぁ、ぁあん、おねが、もやめて、んぁ!やっ、やあぁああ!」
感じるところばっかり責められて、コリコリに尖った乳首を更にこねくり回されて、中に溜まっていた熱が一気に高まって解放される。
男に犯されてるのに、俺イっちゃた。
「うそだ、やだ……なんで、こんなうそ」
「嘘じゃないし。アナルセックスに乳首責め、これだけでちゃんとイケるんじゃん。メスの資格充分だね、おめでと」
そんなことで褒められても嬉しくない、相手を睨みつけると、嘘ついたのはおまえの方だろうと返される。
「気持ち悪いとか、イかないとか言っておきながら。気持ちよくて射精してんのは、おまえの方。ということで、ご主人様に嘘ついたお仕置きで、このまま抜かないで二回追加ね。言っとくけど、途中でイったらまた追加していくから」
「そんな!そんな、無理だ、ってぇえ!やめ、やだ、やだぁあ!おねが、まっ、てぇ!ひぅっ!」
イッたばかりなのに容赦なく奥を掘り返されて、気持ちいいのが止まらない。
なんでと混乱していても、相手は動きを止めてくれない。
乳首に吸い付き、舌先で舐めあげられて、奥をこするため腰は上下に動き続ける。
いやだ、まだ続くなんて無理、無理だ。こわい、気持ち悪い、気持ちいい?
わからない、なんなんだこれ。
「たすけて、やだ、もう無理、むりぃい……だから、もうおねがい、やめ、やだぁあ、ぁあん……ひぃんっ!んうぅぁあああ!」
感じるままに中を締めつけて、また出てしまう。揺さぶっていた相手も間を置かずにイっていて、中にまた熱い精液が注がれる。貯めておく部屋なんてないはずなのに、たっぷりと膨らんでいくような気がして体が震える。
「なに、もう中でイケるようになったの?早いね、俺が教えこむまでもなかったってかんじ。でも、さっき言った通り勝手にイクからお仕置きで二回また追加ね」
抜かずに三発、いけるかなと楽しそうに語る相手に許してと願い出る。
「もうやだ……こんなの無理、お願いだから、もう許してくれよ」
「許すもなにも、悪い子なのはおまえの方だろ。ついさっきまで処女だったくせに、とんだ淫乱ビッチのど変態とか驚きだよ。俺が徹底的に躾してあげるよ、俺のが一番気持ちよくなれる体になるように」
見下す相手の顔が、酷く冷たくて違う恐怖が体を駆け抜ける。

「あー、もうちゃんとイケない感じ?」
だらだらと透明な液体を吐き出すばかりになった俺のちんこを撫でて、相手はそう問いかける。
「はぁ……はぁ、あぅん」
俺もそろそろ限界かもと言う相手に、もう何度やられたのかもわからない。数える力も、頭も残ってない。
体はだるく重くて、ものを咥えたままの腹はもうはちきれそうで苦しい。ぽっこり膨れているから、相当な量を出されたのはわかる。
「言っとくけど、倍のノルマまだこなせてないからね」
明日に持ち越しだよ、と言いながらようやく相手のものが体から引き抜かれる。その瞬間、ドプリと穴から勢いよく出された精液が溢れ出す。
「ちょっと、せっかく出したのにこぼれ出てる。ほらちゃんと穴締めなよ」
乾いた音が響き、尻全体にひりつく痛みが走る。叩かれたのはわかったけれど、締めろと言われもどうすればいいのか自分でもわからない。長い時間、太いものを突っ込まれ続けたせいか穴はすっかり伸びきって、口を閉じようとしてもひくひくと縁の肉がうごめくだけでしっかり閉じられない。そうこうしている間にも出された精液が縁を伝ってこぼれていく。
「穴ひくつかせて精液こぼしてるとか、すっごいエロい。本気で淫乱の素質ありまくり」
開発させる気あるわけと言いながら、また何度も尻を叩かれる。その衝撃でまた勢いよく出る精液に、ごめんなさいとやめてくださいを繰り返す。
「じゃあさっさと下腹に力入れて穴締めなよ、ほら。ちゃんとできるんじゃん」
そう簡単にエロマンコになっても面白くないしと言う。別に楽しませるためにやってるわけじゃないと否定しようにも、うまく声が出てこなかった。
そんな俺の頭を撫でると、少し持ち上げられて首に何かを取り付けられる。硬い革の感触と金属の金具の取り付けられる音が続き、ガッチリと鎖を繋ぐ。
「少しはペットらしくなったんじゃない」
首輪をつけてその先のリードを持つ相手は面白そうにそう告げる。
「じゃあこれからよろしくね、淫乱メスペットの大我くん」

調教完了後のイメージ

ちゅる、ちゅぶと相手のものを口でご奉仕しながら見上げると、満足そうに笑うご主人様の顔がある。
「どう美味しい?」
「はい、美味しい、です」
自然と荒くなる息を抑えて、体の奥で巡る熱をなんとか目の前に集中させる。ご奉仕上手にできたらご褒美をくれるという約束なのだ。だからちゃんとしないと。
頑張る俺の胸を、暇な彼の足が踏みつける。それだけでも膨らんでコリコリに立ち上がった乳首が感じてしまう。もっともっととおねだりするため、黙って足に胸を擦り付けると足の指で挟んで弄ばれる。それにも感じる俺に、相手は口が留守になってると指摘する。
「ご褒美いらないの?」
「やん、ご褒美欲しい。ちゃんとする、ちゃんとするから」
ちゅうっと先端に吸い付いてから奥まで飲み込むけれど、もういいからと引き抜かれる。
「相変わらず舌使い下手、もっとちゃんとご奉仕の仕方覚えなよね」
「ごめん、なさい」
「上の口でのご奉仕はいいや、下の口でご奉仕してごらん」
そっちなら得意なんでしょと意地悪く笑う相手に、顔を染めて頷き、相手の体の上に乗り上げて相手の臭いを嗅いだだけで欲しがっていた、アナルにそれを押し付けて一気に飲み込む。
「ぁあん!いい、すごいぃ」
今日はまだイってない硬いものが中をメキメキと中を押し広げて奥に到達する。それだけでもう軽くイキそうになるくらいだけど、ちゃんとご奉仕しないといけない。
ガンガンと腰を打ち付けて、気持ちいいところに当たるようにとにかく動かす。自分の手で乳首を摘んで、いつ吸われても準備ができていることを相手に教えると、彼はちょっと笑って右側の乳首を乳輪ごと口に含んで舐め回す。
「はぁん、大我のメスおっぱい美味しいですか?」
「ふん、いい感じだよ。もっとやらしい形が好みだから、今日もいっぱい虐めて育ててあげるけど、文句はある?」
「ないれふ、もっとやらしくしてくださ、い」
グジュグジュになっていく中で更に彼のちんこを締め付けて、もっとやらしくされるのを想像する。
まだまだ感じられる体にされる。もう今でも人前に出られないくらい、恥ずかしい体にされてるのに、まだされる。
きゅうっと想像の膣内が彼を締め付け、俺はメスの気持ちでよくなっていく。
「はあ、ご主人様ぁ。好きです」
そう言うと、彼は一瞬ビクッと体を震わせて、顔を赤く染めるとちょっと嬉しそうに微笑む。
「ご主人様好きですぅ、だから、だから大我の中で気持ちよくなってぇ、ぁあん」
今日もご主人様に愛されてる、可愛がられてる。だから俺もそれに応えないと。
「大我、俺のこと愛してる?」
不安げに揺れる相手の目、その頰を両手で掴んで唇を舐めてから触れるだけのキスをする。
それだけで安堵した顔でこちらを見つめてゆっくりと息を吐く。
「もっと媚び売って、ご奉仕して、俺を愛して」
我儘なご主人様に無言で頷いて、彼を気持ちよくなるようにご奉仕を続ける。
俺あなたのために頑張るよ。
だから、俺のことも愛してくれよ?

あとがき
サディストとマゾヒストは、どちらが依存しているかというと、サディストの方らしいですね。
ということで、自分に縛り付けることしか愛し方を知らないタイプの調教もの書きたいなーとか思ったりしたんですけど。
肝心の調教部分を書く前に力尽きかけました。
続き……書けたらいいな。
2017年6月26日 pixivより再掲
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